~桜花吟醸酒~
1980年に発売されてから30年以上変わらず支持されている人気の吟醸酒です。
フルネット社の地酒専門誌「地酒人気銘柄ランキング吟醸酒部門」で
10年連続1位に選ばれ、国内で確固たる地位を築いた「桜花吟醸酒」。
最近では活躍の場を海外に広げ、ロンドンで開かれる世界最大規模の
ワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(I.W.C)」でも常に好評価です。
~逸話~
化粧品大手マックスファクターが化粧品SK-?シリーズの美容液「GINJYO」を
開発する際に目を付け、実際の香りの元となったのが桜花吟醸酒です。
桜花吟醸酒が女性に人気なのも納得です。
~本生~
本生ならではの新鮮で瑞々しい香り、酸味と甘みのバランスも良く、
口当たり柔らかでふくよかな味わいです。
「桜花を飲んで日本酒が好きになりました」
そんな嬉しい反響が1980年の発売以来、変わらず続いています。
DATA | |
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原料米 | 出羽燦々、他山形県産米 |
アルコール度数 | 15.5度 |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.2 |
容量 | 1800ml |
出羽桜酒造は明治26年創業の蔵元です。
銘柄名は天童市の中央にある舞鶴山の美しい桜に因みました。
「地元の米と水で、地元の杜氏と蔵人が造った酒を地元の人に飲んでもらう」という地酒の理念を貫いてきました。
その結果、全国新酒鑑評会金賞受賞を重ね、それを機に、いち早く吟醸酒の商品化に取り組みました。
それは吟醸酒の素晴らしさを多くの人に知ってもらい、日本酒文化の復興に少しでも役立てたらとの願いからでした。
市販吟醸酒のパイオニアとして、専門家ばかりではなく一般消費者にその違いの分かる酒造りを目指しています。
また、パッケージなどを豪華にするより酒質を良くするために費用をかける、
吟醸酒だけでなくスタンダードのお酒のレベルも上げる、といったポリシーある酒蔵です。
より一層の酒質の安定、向上のため、生酒はマイナス5度の低温貯蔵を行い、
火入れの吟醸酒は全て一本一本湯煎による瓶殺菌を行っています。
平成9年度からは脱酸素装置も導入しました。
平成8~12年度全国新酒鑑評会金賞受賞。日本吟醸酒協会会員