神心銘柄の秋の酒!
~嘉美心酒造~
1913年創業の嘉美心(かみこころ)酒造は岡山県の南西部、瀬戸内海に面した寄島町にあります。戦後に急速に普及した三倍増醸法(三増酒)の路線とは一線を画し「米旨口」を追求する信念を曲げませんでした。その【品質を売る蔵】としての一貫した姿勢は現在も受け継がれます。
~里海米~
そんな神心銘柄から秋の酒「神心 純米吟醸 瓶囲い熟成原酒」のご紹介。この一本は「里海米(さとうみまい)」によって栽培されたお米を使用し醸造されています。里海米は瀬戸内海で育った牡蠣(貝)の殻「牡蠣殻」をまき、土壌改良をして良質なお米を育てる製法。瀬戸内海は有数の牡蠣の生産地で牡蠣の殻には豊かなミネラル成分が含まれています。
~熟成原酒~
春先にお酒を搾った後すぐに瓶の中に詰め、一度加熱を行ない、徹底した温度管理の中、瓶囲い(瓶貯蔵)にて低温貯蔵を行ないました。金沢酵母を使用したことにより甘みを伴った香り、貯蔵によって酒質の角が取れ丸みを帯び、トロっとした芳醇な旨味が楽しめます。そして贅沢にも中取りのみを使用した一本。ぜひ秋の食事とともにお楽しみください。
DATA | |
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原材料名 | 米・米麹 |
原料米 | 里海米/雄町、里海米/アケボノ |
アルコール度数 | 16.5度 |
精米歩合 | 58% |
日本酒度 | -2 |
酸度 | 1.5 |
容量 | 1800ml |
タイプ | 一回火入れ |